メカトロニクスのSUNTEX

Case
事例

バリ取りロボット 
ロボットによる自動化と作業者の環境改善

会社名:大崎電気工業株式会社様 
電力量計、計器用変成器、配電自動化機器、タイムスイッチ、デマンドコントロール装置、エネルギーマネジメントシステム、自動検針システム、スマートホーム関連機器、光通信関連機器、配・分電盤、電力量計の取替工事、その他電気機械器具の製造販売および工事等
人手不足/画像検査
インフラ
加工
多関節ロボット
Theme
課題

課題

ベルトサンダー作業 
ほこり・振動・騒音など作業者に負担がかかる作業
ワーク重量:2㎏~5㎏ 金型:10㎏
1日約140個生産

Benefits
導入
効果

導入効果

作業者1人削減ができ、作業時間も37.2%削減 作業者へのほこり・振動・騒音から解放することができ作業改善ができた。 作業時間削減 作業者1名削減 作業改善

Change
変化

改善前

製品成型後作業者が金型から取出し
①ネジ2本取り外し②電極4か所研磨③外周バリ取り
④内径バリ取り⑤ゲートのバリ取り⑥金型清掃作業
2人作業で加工時間:215秒

改善後

製品成型後バリ取り装置へセットしバリ取り装置スタート、その間に金型清掃が可能になり1人の作業員削減できる。
またベルトサンダーでの作業がなくなりほこり・振動・騒音などの負担がなくなりました。
バリ取り装置タクト:135秒

Voice
1

お客様の声
(変成器課 課長 臼井 様)

主要な作業工程は自動化が進んでいますが、自動化が難しい作業は治工具を使用した手作業が残っており、改善課題となっています。
今回、製品の仕上げ工程の自動化と環境改善を行っていただきました。削り過ぎないよう目で見た感覚と手加減によるカンコツを必要とする繊細な作業です。また、振動・粉塵の発生があり、作業者負担のかかる作業になります。
改善後は、感覚的な作業をアームロボット1体を駆使することによって、繊細な動きと接触、端子研磨・バリ取りの均一な仕上がりが実現されています。また、アームロボットの教示範囲に密閉された囲いを設けることで、粉塵飛散や騒音の緩和に対応されており、作業者負担のない環境改善された作業場が実現しました。
これで課題改善がまた1歩先へ進み、とても素晴らしい改善でした。ありがとうございました。

変成器課 課長 臼井 様

Voice
2

お客様の声
(生産技術課 担当課長 佐藤 様)

当社では過去より製品成型時に発生するバリ取りの自動化にチャレンジをしてきました。当社製品のバリは非常に硬く、バリの硬さから刃物がすぐに摩耗し、また削る際に発生する粉塵により摺動部がすぐに破損してしまうなど、これまで生産に耐えうる設備設計・製作が叶いませんでした。
この度サンテックスさんより導入した設備はこれら問題をクリアし、ついにバリ取りの自動化を実現できました。
今回の自動化により、省人効果はもとよりバリ取り後のカスの処理も従来よりも処理しやすい形状となったため、作業者の負担を大幅に減らすことができ、非常に大きな効果を得られました。加えて囲いの中で作業が完結するため、騒音や粉塵に対する環境面の改善も実現しました。ありがとうございます。

生産技術課 担当課長 佐藤 様

Movie
動画

バリ取り装置